扇子の選び方

浮世絵+扇子の芸術性!訪日観光客の皆さまへオススメの贈り物をご紹介!

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浮世絵の扇子

浮世絵は日本国内はもちろん、世界中にファンを持つ絵画です。
その表現は独特で、日本画とも違う面白さがあります。

そんな浮世絵は、扇子の面にプリントされる柄としても人気で、とても華やかな逸品が制作されています。

そこで今回は、浮世絵をプリントした扇子についてご紹介していきます。
特に、海外から日本を訪れる観光客の皆さまに対して、お土産や旅行ツアー参加のサービス品として浮世絵扇子はオススメです。

扇子に似合う浮世絵はどんな表現?

扇子に似合う浮世絵表現

扇子に似合う浮世絵となると人物画ではなく、風景画がオススメです

なぜならば、使用する際の距離が近いことが挙げられます。

また、浮世絵の人物画は現代的な言葉で言い換えるならば、コミカルでデフォルメされた表現がされているため、扇子という限られた面に表現する上で、その魅力を完全に打ち出せるか?と言えば難しいと思われます。

ご存知のように扇子は、横に幅広い扇状になっており、人物画の何処をどう捉えると魅力的に見えるのか?と考えると、非常に頭を悩ませることになります。

だからこその風景画です

浮世絵の風景画は元々、横に幅広く描かれている物が多く、扇子として表現した際に見栄えがすることはもちろん、魅力的な表現がし易いデザインです。

今後、浮世絵をプリントした扇子をオリジナル作成することがございましたら、風景画をまずはご検討頂ければと思います。

扇子+浮世絵+手軽に買える=既製品

手頃な既製品で買えます

浮世絵がプリントされた扇子をお求めになる際、必ずしもオリジナル制作しなければならない訳ではありません。

扇子工場では、手軽にお求め頂ける浮世絵が表現されている既製品の販売も行っております。

海外から日本を訪れる観光客の皆さまは、少なからず日本に何かしらの興味がある方々です

そう言った皆さまにとって、例え無地でも日本の伝統工芸品である扇子を手にすることは嬉しいことです。

その上、扇子にファンの多い浮世絵が描かれていたら、その喜びも倍増するはずです。

確かにオリジナル作成を行い、扇子をプレゼント出来るなら、最良のサービスとなるでしょうけど、準備する段階で手軽ではなくなります。

不特定多数のお客様に対して迅速に、そして手軽に最善のものをお贈りするのであれば、既製品として販売されている既製品扇子がベストの選択であると言えるのではないでしょうか?

と言うことで最後に、オススメの浮世絵扇子を4商品ご紹介いたします

オススメの浮世絵扇子4選

これからオススメする浮世絵扇子4扇は、人気浮世絵師である葛飾北斎の代表作、富嶽三十六景をプリントした物です。

世間的にも認知度が高く、人気も高い北斎。そして、富嶽三十六景ですから、ここでも贈りやすさが強調されます。
ちなみに各扇子、2016年の3月に販売されたばかりの本格和紙・両面仕立てです。

AW300|神奈川沖浪裏
AW300
神奈川沖浪裏

恐らく、富嶽三十六景中、もっとも有名な絵の一つではないでしょうか?

ダイナミックな波の表現は、現代のスーパースローカメラを思わせる描き方であり、北斎の目の凄さが伝わります。
この絵を見ていると描いている時、最高に楽しかっただろうなーって思います。

AW301|東都駿臺
AW301
東都駿臺

富士を描きつつ、当時の民俗も描いている富嶽三十六景は、こうした何気ない風景においても魅力的に描いています。

北斎の風景画は、構図がとにかくカッコイイです。東都駿臺でもバラバラなものを詰め込んでいるのに、成立する凄さがあります。

AW302|相川七里濱
AW302
相川七里濱

原画とは色調が変わっており、夏らしい青を強調した仕上がりになっています。

極めて少ない色彩でメリハリをつけつつ、まとめ上げています。

AW303|東海道品川御殿山ノ不二
AW303
東海道品川御殿山ノ不二

昔の人も春には花見をしていたんだなーと、リアルに感じることが出来る絵です。

原画では桜をはじめとする木々の雄大さ、伸びやかさが自由に描かれており、賑やかな絵です。

今回のまとめ

先日、浮世絵展に行った時のこと、恐らく海外からの観光客であろう方々が大勢訪れており、展示されている絵に対し、それぞれがそれぞれの感想を述べている・・・そんな話をしている風景に出会いました。

と言っても、何を話しているのか?英語もあれば、スパニッシュもあり、広東にフレンチ、ゲルマンなどなど、、、わかりませんよ、意味なんて。笑

ただ、そうしたことからも理解できるのは、浮世絵がワールドスタンダードな芸術であり、それに関連した物はプレゼントするに値するということ

今回ご紹介した扇子であれば、きっとツアーに参加された皆さま、そして日本を訪れてくれた観光客の皆さま、それぞれの方々にお喜び頂けるだろうということです。

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